色々な悪い歯並びのタイプ~矯正歯科治療Information[歯列矯正の基礎知識]

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歯列矯正の基礎知識

歯並びでお悩みの方へ、不正咬合の原因やその影響・種類、歯が正しい位置に動くメカニズムなど、矯正歯科治療の基礎知識をご案内いたします。

色々な悪い歯並びのタイプ

悪い歯並び(不正歯列)には前歯が出ている上顎前突や歯が凸凹に生えている叢生など様々な種類があります。ここでは、それらの不正咬合にはどういった種類のものがあるか説明いたします。なお、「上顎前突」と「叢生」というように複数の症状が表れている場合も多くあります。

1.上顎前突

『上顎前突』は「じょうがくぜんとつ」と読み、「出っ歯」「反っ歯」とか「下顎遠心咬合」などと呼ばれることもあります。有名なタレントさんにもいますが、比較的日本人に多い症状の1つと言えます。前歯のみが突出している状態、上顎の過成長によって下顎に対して相対的に前方に突出している状態、その両方の症状を併せ持つ状態の3つのケースがあります。一般的には上の前歯が下の前歯よりも5~8mm以上突出しているかどうか?が判断基準の1つとなっています。


2.下顎前突

『下顎前突』は「かがくぜんとつ」と読み、「受け口」「反対咬合」「しゃくれ」などと呼ばれることもあります。下顎の骨格が上顎と比較して過成長等によって大きくなった状態です。一般的には、下の歯が上の歯よりも前になっているものが3歯以上あるかどうか?が判断基準の1つとされています。


3.上下顎前突

『上下顎前突』は「じょうげがくぜんとつ」と読み、前の2つ(上顎前突・下顎前突)双方の症状を足しているような状態で、上下の前歯または顎骨がともに前に突き出している状態で、外見上、鳥のクチバシのように口元が尖って突出したようになることから「バードフェイス」とも呼ばれています。


4.過蓋咬合

『過蓋咬合』は「かがいこうごう」と読み、「クローズドバイト」とも呼ばれることもあります。正常なかみ合わせでは、上の前歯が下の前歯の3分の1から4分の1程度(2~3mm)被さっていますが、過蓋咬合では、この咬み合わせが深く、場合によっては「い」の発音を下の前歯が完全に上の前歯に重なってしまって見えない状態のものもあります。食べ物を噛み切ることに難があったり、下の歯が上の歯の裏の歯茎を傷つけてしまうこともあります。


5.開咬

『開咬』は「かいこう」と読み、「オープンバイト」とも呼ばれることもあります。前述の過蓋咬合が「クローズドバイト」ということでこの開咬と反対の関係にあります。つまり、奥歯をしっかり噛んだ状態でも上の前歯と下の前歯が咬み合わさらない状態で、一般的に上の前歯と下の前歯の間が6mm以上あるかどうか?が判断基準となります。「開咬」は遺伝等による先天的な原因の他、幼少期に指しゃぶりを長く続けたことによる後天的要因によってもなってしまうことがあります。

6.叢生

『叢生』とは「そうせい」と読み、「乱杭歯(らんぐいし)」と呼ばれることもあり、この「叢生」の1つとして「八重歯」「捻転(ねんてん:歯が正面を向かずにねじれて生えている)」といったものもあります。食の欧米化などによって、柔らかい食事が中心になったことで顎が充分に成長せず、歯が並ぶために必要なスペースが充分に確保できないために歯の生える位置や向きがズレてしまうことが大きな原因の1つです。一般的には、歯が互いに4分の1以上重なりあっているかどうか?が判断基準となっています。


7.正中離開

『正中離開』は「せいちゅうりかい」と読み、「空隙歯列(くうげきしれつ)」「すきっ歯」などと呼ばれることもあります。文字のとおり「正中(真ん中の前歯)」が「離開(離れて開いて)」いる状態で、「叢生」とは逆に顎の大きさに対して歯が小さい場合、歯の数が足りない場合に起こりやすくなっています。一般的には、上の左右中切歯の間に6㎜以上の隙間があるかどうか?が判断基準となっています。


8.交差咬合

『交差咬合』とは「こうさこうごう」と読み、「クロスバイト」とも呼ばれます。また、漢字を「交叉咬合」と表記することもあります。上下の歯の咬み合わせが横方向にずれている状態で、前歯がずれているケースと奥歯がずれているケースの2種類があります。


9.切端咬合

『切端咬合』は「せったんこうごう」と読みます。正常なかみ合わせでは、上の前歯が下の前歯の3分の1から4分の1程度(2~3mm)被さっていますが、切端咬合では、上下の前歯の先端どうしがぶつかっている症状です。放置しておくと、歯の先端が摩耗したり欠けてしまうこともあります。


素材提供:歯科素材.com 歯科矯正素材屋さん


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